職場のハラスメント対策に
ハラハラ・イエローカード
新登場
ハラスメントによる企業と従業員の
リスクを発生現場で回避するために
サッカーの「イエローカード」は、選手のプレーや行動がルールに反すると判断された時に警告として出されます。
それと同様に《ハラハラ・イエローカード》は、会社の上司や同僚が個人の限界を超えての行為や口撃をしてきた時に、自己の意思と自己の限界を明確に示すために開発された名刺サイズの新しいハラスメント対策ツールです。
ハラスメント対策として、事前の対策や事後の処理については具体的な事例や対策が既にありますが、目の前でハラスメントが起きている時に、どのように収拾を図るのかと云う話は殆どされてきませんでした。
目の前でハラスメントが起きている、その収拾を図りたい、その具体策として考案されたのが《ハラハラ・イエローカード》です。
ハラスメントが起きているその場で、ハラスメントを受けている人が、強い態度に出たり反論が過ぎれば《逆ハラ》になり兼ねません。
「自分はもう限界だ ! それ以上は言わないで下さい !」と思う時に、《ハラハラ・イエローカード》を勇気を持って提示して下さい。
《ハラハラ・イエローカード》は、険悪化しているその場の雰囲気を一瞬和めて、状況を互いが理解し合うことで、それ以上、個人や会社のリスクを大きく加速させないための新しいツールです。 そしてハラスメントの撲滅に役立ちます。
現代では職場で働く従業員の約 3 分の 1 がハラスメントを経験していると言われています。そし て厚生労働省の調査によると、職場でのハラスメントの件数は 2021 年には報告されただけでも年間約 88,000 件のハラスメントがあり、実態としてはこの何倍もあると思われ、過去 15 年間でも 3 倍以上に増加をしています。また職場内でのハラスメントの発生率は、医療・福祉業界や製造業が他の業種に比べて高い傾向にあります。
内容的には「パワハラ」(権力を利用した嫌がらせ)や「モラルハラスメント」(心理的な嫌がらせ)、 「セクハラ」(性的な嫌がらせ)が主たるものです。そして、ハラスメントを受けた際に、「会社に報 告した」人は 36.0%、「報告しなかった」は 64.0%、報告しなかった理由は「報告しても変わらな いと思ったため」が 59.4%でした。また実際に会社へ報告したと回答した人のうち、47.2%が「会社 は何もしてくれなかった」という統計結果があります。
Part 5
企業経営にとっての
ハラスメント・リスク
職場でハラスメントが発生すると、企業には以下のようなリスクが発生します。
・ハラスメントが発生すると、職場の雰囲気が急激に変化し、生産性が低下します。Part 6
従業員にとっての
ハラスメント・リスク
・ハラスメントによる精神的・身体的な症状が原因で休職する人も多く、その結果、職場での存在感が薄れ、周囲の目が気になるようになり、退職に至るケースもあります。かかる負担や、退職後の再就職リスクは計り知れないものです。
職場でのハラスメントは、企業にとって職場環境だけの問題に留まらず、色々な支出増となって目の前の経営に大きな負担を掛けます。
また従業員の業務意欲の低下や、企業としての信用失墜は、企業経営の将来に大きな悪影響を与えます。
ハラスメント対策は規程や組織を変えて研修をしただけでは抜本的な解決をすることは難しく、ハラスメントをする側、される側のメンタルな問題に踏み込むことが不可避と言えます。
《ハラハラ・イエローカード》は黄色い紙一枚ですが、当事者同士がその紙一枚を提示する、提示されたことの意味を十分に理解して、冷静な気持ちになってお互いが歩み寄る機会を作るためのツールです。
多くの企業が《ハラハラ・イエローカード》を活用されて、ハラスメント・リスクの撲滅に取り組まれることを切に願っております。
《弊社が提供するサービスの概要》
1. 経営者向け「ハラスメントと企業リスク」についてのコンサルティング
2. 全社向け「ハラスメント・リスクの集合研修会」の開催
3. 就業規則等の改正作業 (ハラスメント・リスクに関わる対象項目の点検と改訂等)
4. 社内担当窓口の設置と担当者の教育指導
5. ハラスメント専門発生時の緊急対応
6. ハラスメント専門の弁護士紹介
7. 対策グッズのご提供 「ハラハラ・イエローカード」「ハラスメント対策教本」「掲示ポスター」等)